2019-2020年度 クラブ運営方針
(The Aim of The Year)

会長 大石和弘

① Rotary connect the World(ロータリーは世界をつなぐ)
 2019-20年度国際ロータリー(RI)会長マーク・ダニエル・マローニー氏の掲げるテーマです。
 ロータリーにおける「つながり」は独特なものがあります。RIレベルでは、ポリオ撲滅活動における国連とのつながり、各クラブでは会員とのつながり、各々のプロジェクトプログラムを通しての地域社会とのつながりです。
 地域社会とのより広く、深いつながりを求めてより多様な会員に魅力的で積極的な参加を促すことが大切です。今日の若い有能な職業人にとっても、ロータリーの門を開いておくことが大切です。世代間とのネットワークコネクトも大切と考えます。
connect the Worldとは、地域社会、会員、世代を超えたつながりを大切にしたいと考えます。

② 国際ロータリー第2690地区の古瀬倶之(ふるせともゆき)ガバナーは今年度のスローガンを、“I’m a Rotarian”と決められました。クラブ会員の増強(数と質)、有意義な例会、会員参加型の奉仕活動等を上げておられます。
 このスローガンは含蓄のある言葉で、自他ともに自信をもって「私はロータリアンです」と言える会員になろうということだと思います。
 第2690地区の1クラプの平均会員数は33人だそうです。数は力なりも真実です。一方で質は数からというのも真実です。会員の少ないクラプは数を増やしたがり、会員の多いところは質を問います。まさに我が浜田ロータリークラブにとっては“I'm a Rotarian”は当意即妙なスローガンです。さて、浜田ロータリークラブはどうでしょう?

③ 前年度、我が浜田ロータリークラブは創立60周年を迎えました。今年度は70周年に向けてのスタートです。“I'm a Rotarian”をめざし、各自ゆったりとした一年を過ごして頂きたいと思います。
 国連のSDGs(Sustainable Developing Goals)という言莱があります。sustainするロータリー組織、地域社会を目指してゆったりと今年一年はロータリーを見つめ直せたらと考えます。

④ 浜田ロータリークラブのSDGsとして、
 1.例会の充実(外部講師の招聘等)
 2.会員増強、退会防止 ⇒ ももくり3年、火の用心プロジェクト
 3.入会時の見直し(質)⇒ メンター制度
 4.職業にこだわらず、考え方、価値観の多様性をもった人
 5.Clean&Green Hamada運動(街をきれいに、街に緑を)

⑤ 最後に、日本人の「奉仕したい」という心が、アメリカ発生のロータリーという名のもとで昇華したものが「日本のロータリー」です。Baseballと野球の違いの如く、RIのおしきせでなく、それぞれのクラブにはすでに固有の歴史、特色があります。それゆえに地域特性にあったクラブ運営、更には浜田ロータリークラブ独自の運営をすることが大切と考えます。
そして、“I'm a Rotarian”と言える会員になれるような一年にしたいものです。