2018-2019年度 クラブ運営方針

会長 岩谷百合雄

BE THE INSPIRATION <インスピレーションになろう>
 2018-19年度国際ロータリー会長バリー・ラシン(バハマ出身)氏の掲げるテーマです。私はこのテーマを聞いて随分悩みました。“どういう意味だろう。” 113年前のロータリー創立以来、ロータリーの役割は世界においてまた会員の人生において絶えず進化してきました。しかし「親睦と友情」それに加えて「奉仕」は不変です。ロータリーはポールハリスが思い描いた団体で有り続けます。研修会で「ロータリー活動を一層鼓舞しよう」という訳が相応だと解説がありました。
 ロータリーの奉仕は人々の人生、そして地域社会を変えるものです。真に変化を生み出す奉仕を実現するために、私たちはロータリーでの自分の役割、そして世界におけるロータリーの役割をこれまでとは違う角度で捉え、公共イメージにもっと重点をおき、ソーシャルメディアを活用して会員基盤を築き、社会から注目して貰う必要があります。

そして、国際ロータリー第2690地区の末長範彦ガバナーは地区スローガンを『チャレンジしよう』と決められました。
最重点目標は「会員増強」です。
重点目標は
  ①各クラブ会長賞を目指してほしい
  ②ポリオ撲滅への協力 30米ドル/1人
  ③ロータリー財団への支援150米ドル/1人
  ④ロータリーカード取得 取得率40%
  ⑤米山奨学会への支援 普通寄付5,000円/1人、特別寄付10,000円/1人
  ⑥地区補助金の活用 プロジェクト40件以上
  ⑦グローバル補助金の活用
  ⑧国際大会への参加 ハンブルグ6/1~6/5 50人以上
と、決められました。
 浜田ロータリークラブも、この目標を念頭におき活動していきたいと思います。
 今年度の私のテーマは『ロータリーをやろうぜ!!』です。BE THE INSPIRATIONにもつながるスローガンです。
 バリー・ラシンRI会長の講演の中で「私達ロータリアンは、世界で地域社会でそして自分自身の中で持続可能な良い変化を生むために人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。ロータリアンの魂、すなわちより良い世界への切望、そしてより良い世界をつくる事は可能だという心の奥深くにある真の自覚を呼び起こすことから始めてください」と言っておられます。
 今年度は何と言いましても“創立60周年”の記念行事が待ち受けております。全会員がベクトルを合わせ、高橋60周年実行委員長の下、この事に「チャレンジ」していただきたいと思います。
今年は何年か振りに“青少年交換学生”がやって参ります。良い思い出づくりと浜田に来て良かったと思って貰えるよう全員一丸となって支えてほしいと思います。
昨今、ロータリーメンバーがロータリーの事を理解していないという話を聞きます。入会3年未満の会員の教育をしつかりとしなければならないと思います。そして、一日も早く真のロータリアンとなって浜田ロータリークラブの為に活躍してくれる事を望みます。
また、ロータリーの将来はどうあるべきかを議論するクラブが少しずつではありますが増えております。その為の戦略委員会の立ち上げも実現したいと思います。ロータリークラプが何かをしてくれるではなく、我々がクラプの為に、また地域の為に何が出来るかを一人一人が考え実行する事が活性化に繋がると思うので、多くの意見を出し実行する一年にしたいと思います。 会員皆様の温かいご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い致します。

以上