2017-2018年度 クラブ運営方針

会長 山口博正

 2017-18年度RI会長イアン H.Sライズリー氏のテーマは、「ロータリー:変化をもたらす」(Rotary:MAKING A DIFFERENCE)となっています。
 ロータリーとは「どのような団体か」ではなく「何をしているか」で定義され、奉仕を通じて人々の人生に変化をもたらせることを信じているからで、人が多かろうが少なかろうが、誰かの人生をより良くしているのだと知っています、私達がロータリーにとどまり続けるのは、ロータリーで充実感を得ることが出来るからですと言われています。
 又、2690地区 池上 正ガバナーは、「変化をもたらす」とは人道的奉仕・支援を意味しこれらを持続して行うことが要請されます、クラブ強化を将来にわたって実施することが必要といわれ、具体的課題は、クラブ会員の充実で、一つは男女会員のバランス、二つはロータリアンの平均年齢、大半は60歳以上で40歳未満の会員は5%、10-20年後のロータリーの活動のためには若い会員が必要と言われています。
 今回新しく提言されたのは、2018年4月22日の「アースディ」までに、各会員に一本の植樹をロータリーで120万本植えましょう、出来る範囲でとのことです。
 地区スローガンは、「TAKE ACTION」行動することです。
 職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕も行動することなしには達成されません、ACTIONなきVISIONは夢にすぎない、VISIONを基に計画し実施しましょうでした。
 当クラブは今年度、創立59周年目となり60周年への架け橋の年度です、老舗クラブならではの縦割り運営が続いていますが、「奉仕活動」のキーワードで結ばれた横軸の繋がりへ転換するためにも、今年度はクラブを見直し、少しでもクラブ改革し変化をもたらせねばなりません、単年度制による弊害を是正するためにも、3年委員会の設置(中長期計画の推進)、各委員会の副委員長制度の復活によるスムーズな年度引継ぎ、クラブ協議会の見直し等など、各委員会のモチベーションを高め全委員参加型の活力あるクラブにしたい。
 今年度のテーマを「クラブを見直し、魅力ある浜田クラブにしよう」としました。
●記憶に残るよい年度
 浜田クラブとして出来る、地域ニーズを掘り起こし社会奉仕活動を実施しよう。
 イベントジャンパーを有効に活用し、奉仕活動を地域社会にアピールしよう。
●クラブの一層の活性化
 「IDM」「クラブ協議会」をより活発にしよう、現状の「クラブ協議会」は「委員会報告会」となっている、各委員会の問題点はクラブ協議会で忌憚なく発言し、各委員会のモチベーションを高め、風通しのよいクラブにしよう。
 ロータリークラブは、会社、事業所のような縦割りの社会ではなく、「奉仕活動」のキーワードで結ばれた横の繋がりを重視する集りです、従って、ロータリーでの目標は、一般の会社での目標と若干意味合いが異なり、「結果が全てではなく、目標達成への活動過程も重要です」
●クラブ独自の文化づくり
 今年度で、29周年目となる「浜田マリンサッカーフェスティバル」への継続支援、浜田クラブ独自の「奨学金」事業の継続、その他
●個々の会員の居場所を探してもらう
 各委員会構成は適材適所です、委員長任せをやめ委員全員で協力しよう。
●ロータリーは時代と共に変化しなければならない
 「変えて行かなければならないこと、変えてはならないこと」これらを、ロータリー活動を行う上で心にとめておきたい。
●「会員」から「ロータリアン」へ
 推薦され、その推薦を受託することを選択しロータリーに入会しました、ロータリークラブの単なる一会員でいるか、真のロータリアンとなるかの選択です。
「ロータリーは儲かる、それは人で儲かる、友ができ、増え、世界が広がる。」
 以上のような方針で、今年度の運営を致したいと思っていますので宜しくお願い致します。
★重点目標は、地区と同じです。

2017-18年度 地区目標
1)最重点目標
  目標1 会員増強(純増3%)       *変えていかなければならないこと
2)ロータリー戦略計画の優先項目の推進     ・多様性(ロータリアン・職業
  *優先項目1:クラブのサポートと強化     クラブの形態・運営等々)
  目標2 RI会長賞の取得          ・時代の変化に伴う柔軟性・刷新性
  *優先項目Ⅱ:人道的奉仕の重点化と増加   ・情報革命に対応(Eクラブ等)
  目標3 ポリオ撲滅への協力         ・グローバル化。
  ▲ポリオプラスへの寄付 30米ドル/人   *変えてはならないこと
    2018年度はポリオ撲滅の最終年度です   ・超我の奉仕、奉仕の理念
  目標4 ロータリー財団への支援       ・職業奉仕の理念
  ▲年次基金への寄付 150米ドル/人      ・寛容の精神
  目標5 ロータリーカード普及への協力    ・高潔性
  ▲普及率 40%               ・仲間意識・絆
  目標6 米山記念奨学会への支援
  ▲普通寄付 5,000円/人
  ▲特別寄付 10,000円/人
  *優先項目Ⅲ:公共イメージと認知度の向上
  目標7 地区補助金の活用
  目標8 グローバル補助金への挑戦